スタッフインタビュー 小林弘樹

–小林さんがJPACKS入って何年ですか?
就職して6年目、平成22年になります。
震災のちょっと前になります。段ボールベッドには最初から携わっています。
–最初にボランティアでなくオーダーが来たときを覚えていますか?
これから増えてくるからということでリストは残してあるがその方が最初かはちょっとわからないのですが、2011年6月に鹿児島県の役場が最初でした。その次に10月に個人の方が購入されています。その前にもあったかもしれませんが最初は電話での注文でした。
–今までエンドユーザーからダイレクトにJパックスに問合せて来たことはありますか?
ベッドが無かった頃はほぼありませんでした。ベッドを開発して販売するようになりエンドユーザーとのやり取りが増えてきました。
–ベッドを販売するまでの流れは?
問い合せ、値段などの質問。サイズなどの質問があり。それでお願いしますという形ですね。
個人さんなら料金を頂いてから着払いですぐに郵送します。ベッドについては1台だけ作る訳には行かないんで、まとめて作って置いておくということになっています。

–ベッド販売から、今まで難しかったことはどんなことがありますか?
難しいことは無いんですが、お年寄りから問合せがあるんですが、お話が好きなんですよね。
だから結構長い問合せになります。(笑)
–どんな目的で使われますか?
「遠くにいる親御さんが遊びにくるんだけど、2、3日なので大きな物ではなく簡単なもので、かといって足が悪いのでベッドがいいかなと思って注文しました。」など1ヶ月くらいの期間の利用ではなく、もっと短期の利用目的で購入される方もいらっしゃいました。
パイプベッドなら引き取りにもお金がかかるが、段ボールベッドならそのまま梱包としても使えるだけでなく、処分も簡単です。こういった問合せは何件かいただきました。
また、自治体は防災訓練などでも使いたいということでご注文をいただきます。シングルタイプをセミダブルにカスタマイズしてくれという話などもありました。
–このベッドをどのような人に使ってほしいですか?
最初のベッドは被災された困っている方達の為にという想いがあった、だからその方たちはもちろん。足の悪い方
やお年寄りの方、そういった方に使っていただけたらいいなと思います。